Homarebiについて

四季を映す、一皿の詩

北九州の豊かな自然が育む恵みを、フレンチの技法と各国のエッセンスを重ねて紡ぎ出す――それが誉日の料理です。

食材の個性を静かに見つめ、香りや彩り、温度や質感までも丁寧に構成し、一皿の中に季節の息づかいを閉じ込めています。

それは、派手な演出ではなく、素材が語り始める“瞬間”をすくい上げるような仕事。

旬の野菜が持つ瑞々しさ、魚や肉が放つ豊かな旨み、そこに加わるひとしずくのソースが、料理を物語に変えていきます。

自然の移ろいを味に変え、心に残る余韻を奏でる。

誉日の一皿は、そんな詩のような存在です。

数席だけの特別な空間

店内は、わずか数席だけのカウンタースタイル
扉を開けると、静けさと凛とした空気が満ちる、隠れ家的な空間が広がります。

目の前に広がるのは、シェフ山下の手元が見えるオープンキッチン
立ち上る香り、焼き上がる音、ソースが仕上がる瞬間の緊張感――

そのすべてが、ひとつのライブパフォーマンスのように流れていきます。カウンター越しの距離感だからこそ感じられる、料理への情熱と素材への敬意。

一皿が生まれる過程を、五感で味わいながら過ごす時間は、まるで小さな劇場のように、静かで豊かな余韻を残します。

ここはただ“食べる”場所ではなく
“食を体験する”ための特別な空間です。

日常を、誉れの日に

「毎日が誉れの日でありますように」――
その言葉を胸に、誉日は、日々の中にある小さな幸せを料理で表現しています。

特別な記念日でなくとも、日常の中のひとときが少しだけ輝きを増すように。
そんな想いを込めて、一皿一皿を丁寧に仕立てています。

木の温もりとやわらかな灯りに包まれた空間で、心がほっとほどけるような時間を過ごしてほしい。

語らいの中に、静かな笑顔が生まれる。

その瞬間こそが、私たちが大切にしている“誉れの日”のかたちです。料理を通して、今日という日を祝福する。

誉日は、そんな想いで皆さまをお迎えします。